ダンジョンマスターとは 本作の概要 プレイ動画 ゲームのダウンロード ポートレート・ボイスの差し替え例 キャラアイコン用のポートレート ステータス画面用の特大ポートレート ボイスの差し替え ウィンドウサイズの切り替え プレイ中に切り替える 最初からフルスクリーンモードにする 最初からダブルウィンドウモードにする |
Dungeon Master
1991年12月20日発売
スーパーファミコン用ソフト
発売元:ビクター音楽産業
元々はアメリカで人気のPCゲームだったが、独特のリアルタイムシステムを採用した3DダンジョンRPGは、日本語版で移植されても好評であった。
現在では、有志により作られた様々な同人作品も存在するが、殆どが英語で作成されたものである。本ページでは、その中でもほぼ完全日本語化に成功した、数少ない名作を紹介する。 |
ダンジョンマスターの同人作品である「Dungeon Strikes Back」(本体開発者:Amber Adams)にスーパーファミコン版のモジュール「SFCMOD」(オリジナルプログラムでありSFCソフトとは無関係)を組み合わせて起動する。SFC版の再現が基本だが、原作との違いを画像と共に紹介する。
タイトル
原作に忠実だ。日本語だけでなく英語でもプレイできる。オリジナルモードは原作に近いシステムで遊べ、DSBモードは本作ならではのシステムでプレイできる。
完全日本語化
同人作品では殆どなかったが、この作品はほぼ全ての文字の日本語化に成功。キャラのネーミングこそアルファベットのみだが、メニューや巻物、アイテム・壁文字はほとんどすべて日本語表記だ。
ポートレート機能
本作のウリの1つ。自前で画像を用意すれば、キャラグラフィックを変えられるのだ。さらに女性と魔物用のみだが、オリジナルボイスが搭載されているのもうれしい。(吹き出しは合成画像。実際のボイスはプレイ動画にて)
経験値メーター
これもうれしいシステムだ。各職業レベルごとに色分けされていて、経験値が貯まるとグラフが伸びていく。あとどのくらいでレベルが上がるかが一目瞭然。
マッピングアイテム
オートマッピングに対応したアイテムがあり、いつでもマップを確認できる。緑のシンボルは敵の位置だ。ダンジョンRPGが苦手でも、これがあれば怖くない。
魔道書(スペルブック)
DSBモードのみのオリジナルだが、呪文が書かれた巻物を登録して、初めてその呪文が使える。例えば、ファイアボールが使えるのはかなり後だ。このシステムは難易度が上がるので、これが嫌ならオリジナルモードで遊ぼう。
モンスターAI
モンスターの行動はAIによって制御されている。ただ単に突進してくるだけでなく、飛び道具や呪文を交わしたり(画像参照)、正面を避けて横に回り込んできたり、固まった1組のモンスターが二手に分かれて攻撃してくることもあるのだ。
オリジナルアイテム
数は少ないが、原作にはない装備も存在する。さらに、ものによっては、同一装備を揃えるとセットボーナスが付くものも。
EXダンジョン
最下層には、本編以上の難易度を誇るフロアが存在する。画像はその一つ、レッドドラゴンの巣。1体だけでも強いのに、ウジャウジャいるぞ。果たして生き残れるか?
ダウンロード(DSB61+SFCMOD1.6同梱)
DSB.exeを起動して、SFC_v1.6フォルダを選択するとゲームがスタートします。
ゲームフォルダの名前や格納場所のフォルダの名前に、かな文字・漢字や全角文字を入れると、エラーが出るのでご注意ください。
ソンヤの例、画像ファイル名をsonjaにした場合
portraitフォルダに、64×58サイズのPNGかBMP形式の画像を入れる。
(付属の画像はasyakuraのみ。それ以外は各自で用意する)
画像を入れたら、portraits.luaファイルをメモ帳で開く。
先頭の–を消し、後部にファイル名を入れて上書き保存する。
–gfx.port_sonja = dsb_get_bitmap(“./portrait/”)
↓
gfx.port_sonja = dsb_get_bitmap(“./portrait/sonja”)
特大ポートレートは、championフォルダに174×256サイズ。
やり方は、上記ポートレートと同じ。
(付属の画像はexample_wuufのみ。それ以外は各自で用意)
gfx.status_port[18] = dsb_get_bitmap(“./champion/sonja”)
例として、ソンヤの声をfemale2にする場合 ボイスファイルは予め用意されている(男性用は無し)。 voice.luaファイルを開き、次のように書き換えて上書き。 先頭の–を削除し、voice/の後部に各ファイル名を追加する。 (SONJAの前の–は消さなくてよい) 数字を変えれば、各ボイスごとに4種類から選べる。 –SONJA [18] = { warcry = dsb_get_sound(“./voice/warcry_female2”), drinkpotion = dsb_get_sound(“./voice/drinkpotion_female2”), eatfood_yummy = dsb_get_sound(“./voice/yummy_female2”), eatfood_yuck = dsb_get_sound(“./voice/yuck_female2”), drinkwater = dsb_get_sound(“./voice/drinkwater_female2”), damage = dsb_get_sound(“./voice/ouch_female2”) warcry=鬨の声(ときのこえ) drinkpotion=秘薬を飲む eatfood_yummy=普通の食料を食べる eatfood_yuck=ワームの肉を食べる drinkwater=水を飲む damage=ダメージを受けた時 |
ウィンドウモード(640×480px・初期状態)
ダブルウィンドウモード(1280×960px・縦横2倍サイズ)
フルスクリーンモード(全画面サイズ)
の3通りがあります。
プレイ中にEscキーを押すと左図のような画面になり、そこでENTERキーを押すと、右図のような画面が出ます。ここで「GO FULLSCREEN」をクリックすれば、ゲーム画面がフルサイズになります。また、フルサイズ時に同じように進むと、「GO WINDOWED」となるので、クリックすれば通常サイズに戻ります。ただし、タイトル画面やセーブ選択画面中は、この画面は出せません。 |
dsb.iniファイルを開くと、初期では[Settings]で「Windowed=1」となっています。これを「Windowed=0」に変えて上書きすると、最初からフルサイズの画面でプレイすることができます。この操作は、ゲームの起動前に行ってください。 |
「Windowed=1」のまま、その下の「DoubleWindow=1」にすれば、2倍サイズでプレイすることができます。この操作も、ゲームの起動前に行ってください。ただし、2倍サイズの場合は、①のようにコンフィグでウィンドウサイズを変えることは出来ません。通常サイズやフルサイズに戻したい場合は、ゲームを一旦閉じてから、dsb.iniファイルの数字を変えて、再起動させてください。 |
RTCは軽くていいですよね!
DSBも今でも通用すると思って、記事を書いてみました(笑)